Ｈｏｗ　ｔｏ　アッタク　Ｍ男ちゃん序説　仁史のＭの目覚め

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序説　仁史のＭの目覚め

「お前なんかクビだ！！

」
オフィス街にあるごく普通のコンビニエンスストアで怒鳴り声がなりました。。
普段は私がよく利用するコンビニでデザートが充実していて事務の女の子と一緒に良く買い物に来ます。。
内装も綺麗で結構お気に入りです。。コンビニでの楽しみはやっぱり新商品が次から次へと出てくることだと思います。スーパーだと商品が多すぎてちょっと楽しみが半減するかも。。。皆で喋りながら来たら楽しいかな

「お前はどうしてやってくれと言った事が出来ないんだ！！

朝のラッシュが終わったらすぐにドリンクを冷蔵庫に補充しないと昼のお客さんに冷えた商品を販売い出来ないだろう！！」

そう怒られているのは仁史君です。仁史君はコンビにでバイトしている男の子です。３年になるけど仕事が出来ず怒られてばかりのちょっとさえない方なんです。私も良く店長さんに怒られている姿を拝見しています。
そのときの私はまだＳを開眼していませんでしたので「可愛そう！！」と心の中で思っていました。

仁史君は見た目は結構カッコイイ

のですが、ちょっと忘れ物やうっかりミスが多い。。。つまり集中力が欠けるのが欠点でした。学校は、引きこもって高校を中退してしまったようです。さえない人生を歩む仁史君が私のＭ男ちゃんになるのは私がそこのコンビニの元店員だったからです。今でこそ会社員ですが、仁史君がアルバイトに入ってきた時にはベテラン組の店員でした。教えても教えても覚えてくれないイライラモード誘発人員でした。
けど、人は悪いわけではないので仕事以外では普通に話していました。

「香織さん（この小説の「私」の名前です。）、今度、皆で飲み会するから来て下さい！！」
後輩のコンビに店員さん由美さんが私に声をかけてきました。勿論、酒豪の私はＯＫです！！割り勘負けなんて絶対しない自信100％です。その飲み会が仁史君と私がＳＭの関係になった源流でした。。。

飲み会はちょとおしゃれなお店でした。仁史君も笑顔で参加です。引きこもっていた時に比べて今は凄く楽しいといっています。仕事が出来ずに店長に怒られるのは怖いけど、店長は言うことを言ったら後は笑顔でフォローしてくれるダンディーな方なんです。だから、仁史君は３年も続いているのです。

飲み会の話題でなぜかＳとかＭとか言う話しになって仁史君だけが「Ｍだよ！！」と応えたので皆で仁史君に命令が飛び交いました。仁史君も面白がって従ったいました。私も・・・ちょうしにのって。。。

「私の足を舐めたら専属奴隷にしてあげる！！

」と冗談で言ってしまいました。勿論、その場では仁史君も出来ませんでした。皆で笑ってその言葉が消えてしまったかのように思っていたのですが。。。

飲み会も終わり皆、酔っ払っていい感じになったところでカラオケです。勿論、朝までのオールです！！けど、私は、会社員です。平日休なんて有りませんからココで終了です。偶然にも仁史君もあしたバイトが入っているので終了です。必然的に仁史君と一緒に駅に向かいました。

「香織さん！！香織さんの足舐めさせて！俺、香織さんの専属奴隷になりたい！！それ位香織さんが好きだ！！」

ビックリです！！勿論、私は完全否定です。。。だって。。。言ったのは言ったけど。。気持ち悪いもん。。。
仁史君は私に襲い掛かってきました。酔っ払った勢いで普段押さえているの何かがはづれたのでしょう。
私は押し倒されて、仁史君は私の靴を脱がして舐め始めました。。。ゾーーーーーー。

足の指の１本１本まで真剣に丁寧に舐めています。｛そんなに私の奴隷になりたいの・・・この人は・・・｝
必死に舐めながら私の事が好きだと訴えています。。。
私は頭が真っ白のなっていました。次の言葉が出るのに何分がたったのかわかりません。

「仁史君・・・私の奴隷になりたいの。。。」
仁史君は大きくうなずきます。どんなことでもする！！しっかりした眼差しを私に投げかけてきます。その眼差しを仕事の時の発揮しろよ・・・。
「香織さんの為なら命も惜しくい。。。香織さんに彼氏が居てるのは知ってる。俺は彼氏じゃなくてイイ。奴隷でイイ。香織さんに俺を見てもらっているだけでも幸せなんだ。。。」
仁史君はさらに続けます。
「香織さんにどんな仕打ちにされても従うよ。俺、Ｍだもん。大好きな人のためなら何でも出来るよ。香織さんが俺を気持ち悪いからビルから飛び降りろって言ったする。香織さんが見ていてくれたら。。。」
仁史くんはとんでも無いことを言います。そんなのはた迷惑です。。。

「仁史君、本当に何でもするんだね。。。」
大きくうなずく仁史君は自信がみなぎっていました。
私は根競べだなぁと思いました。下手したらこれはストーカされる可能性大有りの重症モードです。それなら私のストレス発散のサンドバックになってもらいましょう。どこまで耐えれるかなぁ。。。

Ｍ男ちゃん、仁史君の誕生です。私はこのＭ男ちゃんを立派な「男」にしないといけないとなぜか母性本能をくすぐりました。勿論、Ｍなんだからこれから沢山の恐ろしいお仕置きがまっています。

「Ｍ」の性癖はその人に個性だから認めてあげます。勿論、容赦のないお仕置きしてあげます。けど、性欲と理性の区切りをしっかり出来る「男」にしてあげないといけないと思いました。「男」は自信を持って人を引っ張れる存在であるべきです。必死に仕事をして妻子の人生に責任を持てる「男」にならないと駄目です。そうでないと将来、仁史君は一生１人のまま。仁史君に人生を預けて支えようと思う女の子なんて絶対に現れません。
私が、仁史君に「奴隷」にしてくれと願われたのは「助けてくれ！！」の裏返しなんだと感じたのです。。。

to be continue